福島産の作物のショッキングなお話

6月17日(土)渡辺初雄さんと佐藤公俊さんによる勉強会に参加しました。渡辺さん、佐藤さんご両名は、どちらも「原発再稼働絶対反対」のお立場で、殊に、渡辺さんのほうは東日本大震災で故郷を追われ、以来、栃尾地域で避難生活を続けておられる方ですから、「絶対反対」を唱えるのは当然のことと思います。
原発など、なければそれに越したことはありません。しかし、もう既にそこにあるのですし、いずれ再稼働となる公算が高いわけですから、「絶対反対」と声高に叫ぶ他方で、防災計画や避難計画についても同時に考えていかなければならないと思いますし、その視点から、この勉強会は大変意義深いものだと感じての参加でしたが、内容は、どちらかと言うと原発事故の弊害に重点が置かれていたようなので、今後は避難計画についてもっと触れてもらえるように要望していきたいと思います。
【印象に残ったこと】
原発事故後の福島では、拡散した放射線セシウムをヒマワリに吸収させようと、当初ヒマワリの栽培を奨励したことがある。しかし、結局ヒマワリの処分に課題が残ったため、今では「ゼオライト散布」が奨励されているそうだ。 「ゼオライト」とは、家庭においてはペット用トイレの砂として使われている物質で、水分やにおいを吸着するが、地中でセシウムを吸着させる目的で散布奨励されている訳だが、セシウムを吸ったまま地中に放置しているのだから、作物が根を張ればそこからセシウムを吸収してもおかしくはない。結局のところ、セシウムは作物へ移り、そしてそれらを食べた人間の内部被ばくにつながっている危険性が高いとのことだ。

↑ ネタ元を調査したところ、朝日新聞でした。ここは、慰安婦問題をねつ造したり、とにかく体制批判することに熱心な会社ですので、あまり好きではありませんが、これが本当だとすると看過できないことではありますので、参考までに図を掲載させていただきました。

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