レンコンと地震の意外な関係

「明けましておめでとう」などとは素直に言えない、悪夢のような正月となりました。
1月1日の地震では中之島で震度6弱を、さらに9日の地震では、同じく中之島で5弱を記録。これは、いずれも新潟県内における最大震度でした。なぜ?中之島だけ震度が大きいのだろうか?…不思議に思い、「中之島 地盤」と入力してネットで調べてみると、地盤の種類は後背湿地だとのことで、後背湿地とは平野にある湿潤な低地で、粘性土、泥炭、腐植質土からなる地盤で、液状化しやすいらしい。幸い、液状化の被害は中之島では報告されていませんが、右の画像のように、揺れの凄まじさを感じさせる被害の痕がそこかしこに残されていました。
中之島地区は言わずと知れたレンコンの名産地。レンコン栽培に適した土は保水性のある泥炭土だそうですから、つまり、レンコンが育つ地は、地震が起きると大きく揺れるということになります。レンコンと地震の意外な関係が明確になりました!

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