感染力が旧株(~デルタ株)の2倍以上だと言われるオミクロン株、その感染が日本国内で騒がれ始めた。政府が講じた対策は、外国人の入国を全面的に禁止し、同時に検査を従来以上に徹底し、感染が発覚した場合には、すぐさま隔離するというものだった。
この対策について、テレビのコメンテーターや識者を名乗る人たちは揃って肯定的。
本当にそうか?それでいいのか?私は全くそうは思いません。
新型コロナウィルス感染が広がり始めてから今日に至るまで、感染が最も多いのは20代の若者で、重症化するのが最も多いのは65歳以上、そして死亡率が最も高いのが80代、この状況は全く変わっていません。言い換えると「20代の若者がコロナに感染しても、無症状もしくは軽症で済む」ということになります。
ならば、20代も60代も80代も、皆同じように【感染⇒即隔離⇒入院】としている現行の対策は間違っているのではないでしょうか⁉
今のままでは、20代若者感染者で病床は満杯になり、【医療ひっ迫】状態に陥るのは火を見るのは明らか!ここを何とかしなくては以前と同じ轍を踏むことになると思うのです。
コロナに感染して治った方は、「自然免疫」という最も強い防具を身に着けることなるわけだから、感染した場合の重症化率が旧株よりも格段に低いオミクロン株の登場は、若者にとっては感染の絶好の「チャンス」が到来したのでは⁉
今後は、60代以上だけに手厚く対策を講じていき、若者には普通のインフルエンザに感染した時と同様に対処してもらう…これでよいのではないでしょうか⁉
新型コロナウィルスとは言え、もはや、SARSや鳥インフルエンザのような重大な感染症ではないことは、国民全員がもう分っています。
「コロナウィルスは従来のインフルエンザと同様の扱いとする」と、一刻も早く法律を変えて頂き、集団免疫獲得、コロナ克服へと進みたいものです。[記事担当:笠井]