使用済燃料処理にお国柄の違いを見る

6/12 総勢15名での柏崎刈羽原発見学ツアーに行ってきました。行く度にいろいろと考えさせられます。
このまま原発を稼働させても、反対に即全廃しても、放射性廃棄物の問題は既にそこに在る問題です。現在のところは、安定した地層の地下深くに格納するのが唯一の解決法とされていて、世界で初めてフィンランドの或る島に格納場所が決まり、作業が進んでいる。その施設の名前は「オンカロ」、フィンランド語で「隠し場所」を意味する。
「オンカロ」は、地下深く(約500メートル)までトンネルを掘り、そこから横穴を広げ放射性廃棄物を処分していき、施設が満杯になった後は、道を埋めて完全に封鎖する。
日本でも科学者たちが同様の研究を進めているのですが、日本の場合には、仮に場所が見つかったとしても、完全に埋めて封鎖してしまうのではなく、とりあえず300年間埋めておこう…ということになったらしい。
将来の人間が何をしでかすか?悪いほうに考える人達は「物騒なものは絶対に掘り出せないようにしよう」ということになるし、良いほうに考える人達は日本のようになる。ここにもお国柄が感じられますね。

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