停止原発の年間維持費にビックリ

6/12柏崎刈羽原発見学ツアーでのこと。
東電への質疑応答タイムで「非稼働時の維持費は?」という質問があった。
想定外の質問だったらしく、東電の副所長は少し困った様子で「確かな数字は手元にありませんが、年間だいたい300億円くらいだと思います」と答えてくれた。電気を全く作っていないばかりか、逆に消費側になっている柏崎刈羽原発。その施設を維持するために年間300億円も掛けている!そして、そのお金の出処は電気代。私達が電気代を払っている先は東電ではないと言っても、日本における電気代は結局各社足並みを揃えて同程度な訳ですから、東電が電気代を上げれば東北電力も上げる…結局のところ、柏崎刈羽原発の高額な経費のツケは私達に回ってきていると言ってもよい。
原発には「環境」「防災」「経済」など様々な問題が複雑に絡み合っている。
「環境」のことを考えれば、原発なんてないほうがいいに決まっているが、すぐに廃炉にすることが無理なのだから、稼働させなければ、維持費はこの先もずっと「死に金」に…あまりにも勿体ない話だ!!  

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