真っ先に向かったのは「笹川流れ」。
いつもスマホの画面ばかり見ている自分が、水底まで見えんばかりの透き通った海の碧さに目を奪われて時間を忘れ、「自然をちゃんと見る時間って大切だな」とつくづく感じさせられました。数千年かけて削られた岩の形には、人の時間の短さと自然の偉大さを思い知らされました。
みんなで同じ風を感じながら景色を眺めていた時間が、何よりの思い出です。
ココに集合写真を掲載
次に向かったのは「イヨボヤ会館」。ここは、日本初の鮭の博物館として知られています。
村上の人たちが長い年月をかけて鮭とともに暮らしを築いてきたことに感動しました。自然を守りながら生きる知恵の大切さを改めて考えさせられました。また、映写コーナーでは、清流をさかのぼる鮭の姿に、どんなに遠く離れても帰る場所があることの尊さを感じました。「命の旅」は私たちの生き方そのものかもしれませんね。
三面川における鮭の遡上は、過去においては1日に 500~600尾 程度の採捕があったとの記録もありましたが、本年は残念ながら、その数十分の1程度まで落ち込んでいるとの報告があり、川の濁り・豪雨など自然環境の変化が鮭の遡上・産卵環境に影響を与えているのではないか⁉とのことでした。
今回のお昼ごはんは、前回ツアーの反省を踏まえての企画だったこともあり、大好評でした。
地元・村上の海の幸、山の食材が和食のシェフお兄さんとイタリアンのシェフの弟さんのご兄弟で切り盛りされているお店。刺身の盛り合わせは鮮度が高く、茶碗蒸しまでついたランチセットで満足感たっぷり。ランチタイムには行列ができる口コミ人気店でしたが、お座敷の広間でゆったり安心して利用でき、非日常を感じられるひとときでした。思いがけず大勢の方が食後のデザートを追加して、まさに「和」と「イタリアン」を存分に堪能致しました。くつろぎ過ぎていつの間には時間オーバーしてしまううっかりミスがおまけでした。
スマホで写真撮影…どんなに沢山撮っても、クラウドに保存設定してあるから、スマホがいっぱいになる心配はない! そう思っている方には残念なお知らせになるかもしれませんが、これから私がご説明することに少し耳を傾けてください。